草場一壽(かずひさ) 陶彩画家 の個展です。
有田焼で有名な佐賀県生まれの方。
みなさん、こんなステキな絵どこかで見た事ありませんか!?
もちろん、私達が町中で観れるのは複製画のデジタルシルクスクリーン印刷で出来たものです。
※これでも、すごくきれいでステキなんですが・・・やはり、実際の本物を観てみたい!という衝動に駆られませんか!
実際の本物の陶彩画とは、唯一無二の芸術。
十数回の窯入れを経て生まれるそうです。(陶彩画が出来るまでのDVDを観れました)
絵具の調合と火の温度、焼成時間など、毎回条件が同じではない中で焼きあがる作品は、時として作家さんの想像以上のものが出来る場合もあるらしく、経験を繰り返したベテランでも計算の及ばない世界の結果出来上がったものであるそうです。
角度を変えてみると、龍のうろこの発色が変わったり、
眩しいばかりの豪華絢爛の金色が迫力があったり、神々しく見えたりと
やはり実際に観て分かった事がたくさんありました。
やはり、ホンモノは違います!!
あと、絵の素晴らしさだけでなく、それぞれの作品に込められた気持ち(言葉)も感銘を受けます。
たとえば・・・
結び
イザナギ
イザナミ
ことなり の ことわり
和合なり
互いに欠けのありてこそ
むすびとなって
いのちが生まれ
互いに違いのありてこそ
理解となって
知恵が生まれる
万物は異なりあって
からみあい つながりあい 響きあい
おおいなるひとつの中に ざわめきあう(いのちの声の豊かさ)
大調和なり
豊穣なるかな
ことなり の ことわり
結びて開き 開きて結ぶ(麗しきこの世界)
どうですーーー!!
もう、感動し過ぎてノックダウン!立ち上がれません(笑)
こんなステキな気持ちになれるのも、草場ワールドなのでしょうか。
益々ファンになりました。
※おまけ
草場ワールドは金額も半端ない!販売されておりました作品で、もっとも小さなものでも約300万円。複製画で4~50万円。
いつか、これくらいのお金をポン!と出せるくらいにお金持ちになりたいですが・・・
結果購入しましたのは絵葉書(2200円/枚)・・・まだまだ道のりは遠く(笑)
しかし、感性が磨かれた一瞬を体験できたいい時間となりました。
話変わりまして・・・
昨日で東日本大震災が起きて、もう9年が経ったそうです。
ご遺族や、まだ4万5000人以上の方が避難生活を余儀なくされているようです。
こんな大惨事を風化させてはいけませんね!
黙祷とか、この災害から学んだことを現在に活かす!という事も大事ですが、やはり先立つものは・・・です。
ヤフーで「3.11」を検索すると、この日は10円の寄付が出来る!と妻に教えてもらったので
少しでも!と思って復興支援活動に寄付をする事が出来ました。
まだまだ完全復興には時間がかかるとは思いますが、被災者のみんさん頑張ってください!
微力ながら今後も応援していきたいと思います。