久しぶりの長編になります。お付き合いよろしくです(^^ゞ
先月9月24~25日「尾張横須賀まつり」と
そして今月1~2日「大田まつり」と2週連続でお祭りに参加しました。
どちらも五穀豊穣と無病息災の為200年以上続いています歴史ある大きなお祭りです。
今年は、私が直々に「尾張横須賀まつり」のポスターやパンフレットを担当して制作・印刷納品にタッチした事から横須賀まつり保存会の皆さんと非常に仲良くなった事もあり、ぜひ行ってみたいと思ったのがきっかけです。
そもそも、地元のお祭りとは→地元の人達だけで開催するもの
→「町内会費や地元のお店協賛金によって運営され、子供たちにはもちなげやお菓子配りなどをやっているのでよそ者は勘弁!」・・・という先入観があったのですが、保存会の方に聞くとそんなことはなく、ぜひ遠慮なく見に来てもらって結構です!と50年間生きてまして今回初めて知りました。
「尾張横須賀まつり」
愛宕神社の例祭で4輌の豪華絢爛な山車が登場します。
最初にお世話になりました保存会本部へ顔を出し挨拶。
「まあまあ飲めや、飲めや!」という事で今回知り合いになった方や、もともとお世話になっている方からビールの歓迎を受け
その後、愛宕神社前にあります先輩の会社2階へ
家族で行きました事もあり、地元の手料理がこれでもか!と出てきて、母・妻はじめ子供達も腹パン状態!
私は引き続きビールや日本酒で歓迎されてしまいエンジン全開モード突入です(#^.^#)
↑菊本先輩、ありがとう!!
そして、いよいよ山車が一輌ずつどんてん場まで移動して来て、
からくり人形の奉納後、ちょうど目の前で大どんてんが始まります。
最大の見せ場「どんてん」になると、山車の前輪を担ぎ上げて回転させる事で、これでもかと上から紙吹雪が撒かれながら方向転換で2周、3周と若衆たちが各祭組の名誉と威信をかけてぐるぐる回す様は迫力満点です!
2階からの眺めもいいですが、やはり下から・・・それも危険ぎりぎり近づいて観る方が私は好きかも。
普段温厚で仲の良い後輩も、この時ばかりは声を掛けるのも憚る位真剣顔になっており、めちゃくちゃ格好いいです!
また山車の中では、お囃子担当の知った方が頑張っていたり、
地元の老若男女が力を合わせて脈々と文化・伝統を引き継いでいる素晴らしさを実感したのでした・・・と言っても殆ど終わり頃は酔っぱらいでよく覚えておりません(^_^;)
※ちなみに、こちらは夜(提灯がついた山車)ですが・・・来年こそは生きていて生の夜どんてんを見てみたいものだ。
一方、こちら「大田まつり」
大宮神社の例祭で、
こちらも江戸時代の技を伝えるからくり人形がある4輌の山車が勢ぞろいです。
横須賀祭りに参加して味をしめ・・・というのは冗談で、大田地区の先輩や後輩に前もって確認したところ、こちらも大歓迎ですよ!という事でしたので今回は、お祭り印刷物担当の弊社営業担当と一緒に顔を出しました。
※ただ、お互い午後から予定があったので先の横須賀祭りのようにお酒は飲めません(>_<)
そして、こちらは可愛い後輩!かなり出来上がっております(笑)
こちらも横須賀同様に山車がどんてんをするのですが・・・
ちょっと違うぞ!!
途中で気が付きました。
皆さん、テレビでアイススケートをご覧になっている時に、殆どの選手がジャンプする時には同じ方向で回転するので普通に見てますが、逆方向にクルクル回る選手が出てきてジャンプするのを見ると
「おやっ!?」と違和感覚えた事ありませんか!?
あれと同じ事が起きました!
若衆が担いで山車の前2本の車輪を浮かせて回転するのですが、背中側後ろ向きに回転するじゃないですか!!
一方、横須賀の方は、身体正面の方に向かって回転をするのです!
驚きです!!
あと、その回転するスピードが違います!こちら大田の方が正直速いです!
※余談ですが、山車の上から撒かれる紙吹雪の中に塊も混じっております!それが頭にモロ当たって痛かったですが、周りの子供達はこの塊を必死に取ろうとしているじゃありませんか!?
あと、違っているのは山車が一斉に周り始めるのも大田ならではの光景(この写真は2輌ですが、後で場所を移動して4輌一遍に大どんでんして競い合うそうです)
後で聞くところによりますと、横須賀の方は徳川家関連のどちらかとお上品なのに対して、大田の方は地元一般人(特にお百姓さん達)が主役の男気の発表の場だったみたいです!今でいう婚活の場みたい。従って、女性の前で「我こそは!」という事もあり気合が入る見せ場が今でも残っているそうです。
※私達はお昼で帰りましたので、この夜の提灯で飾った山車は観てませんが、これも来年は是非みたいと思います。
いずれにしましても、こういうお祭りがまだ残っていて、それを観て楽しいな!心が震えるな!お酒を飲んだりして和気藹々近隣住民の方達と交流がはかれる日本人に生まれて来て、またこの地で生まれ育ってきてよかったな!と痛感したお祭りウィークでした。
皆さんも、もし良かったら来年一緒に参加しませんか!