H27年度前期
市民大学平成嚶鳴館「男性限定!初心者のパンづくり」2回目。
メインは、
五穀ブレッド
今回も前回と同じ紳士の方とペアを組み、しかもこの教室の中で一番良く動くであろうテーブルをチョイス!(もう腹をくくりました)
思いますに、古いテーブルであっても誰とペアを組んでパンを楽しく焼くのか!が重要!なぜなら2回目でありますが、そのペアの方とは前回よりも確実に意志疎通が出来て、とても気持ちよくレッスンに集中・受講出来るからです。
(※Kさん、また3回目以降もどうぞよろしくお願いします)
今回は食パン風のパンですので、しっかりグルテンを作らないといけません。
額に汗がじんわりかく位10分手捏ね→パンの骨格であるグルテンが出来ましたら油脂を投入しさらに5分。
捏ねあがったタイミングで、市販の五穀を生地の中にしっかり入れていきます(ミルフィーユ形式にて6回)
そして1次発酵(30分)をしてから、パンチ
このパンチ(ガス抜き)ですが、ボリュームアップしたいパンを焼きたい時、また焼き上がりのパンのきめが細かくしたい時に、酵母の活性化を促す為に行います。
※ボールから出し、軽く三つ折りした後、横向きから縦に生地を90度向きを変えてひっくり返し、さらに三つ折りにしてからまたボールに戻します)
さらに追加で15分発酵。
その後、4分割丸めをして生地を緩ませる為に15分のベンチタイム
成形はブール成形。丸め直しは、芯を作りながら(生地中心に重ねるように)表面を張らせていき、予め用意しております紙ケース(クッキングシート付)に2個揃えて入れます。
仕上発酵(ホイロ)後、天板ではなく、網のまま180℃20分で焼成!
(ペアの紳士の2個と併せてオーブンに・・・先ほどの写真と見比べてください!すでにパンパン!!)
焼き上がった後はショックという工程(外と中の温度が入れ替わります)をして、パンを紙ケースから取り出して完成!!
今回はかなり窯伸びしているではないか(^_^)vブール成形の時になるべく芯をしっかり、しかも生地を必要以上に触らなかったからかな!?
が・・・
いとまゆ先生のを後で見ますと・・・私の倍窯伸びしております(@_@;)
何故なんだろう???やっぱり奥が深い。深過ぎます。
サブパンは、同じ生地での
ロングセサミサーセージ
こちらは、分割の時にたわら型に丸めます。
※最終的に、成形する際に長く伸ばしたい場合は大概この丸めになります。
ベンチタイム後、麺棒でソーセージと同じ長さに軽く伸ばした生地の中に、ソーセージを包み
その後、包丁で生地端は残しながらソーセージだけを切っていきます。
天板になるべく切り込みした部分が離れるよう円形に置き仕上発酵
そして霧を吹いて200℃10分で焼成!
今回も先生より、国産小麦についてのお話がありました。
今年は、去年に比べて値段が安くなり、品質も安定している。
4月には外麦の価格が、10月には内麦の価格が決定される。
現在メインで使っています「はるゆたか」は春に撒いて、7月中旬から8月上旬に収穫する小麦だそうで(名前の通り)、病気にかかりやすいので、手間暇かけて作る為少々高額ではありますが、断トツに美味しいそうです。(この後継であります「春よ恋」もいいですが、比べると「はるゆたか」に軍配だそうです)
初回でも説明ありました昨今の小麦事情についても。
生産者の顔が見えるようになってきた事が非常に嬉しい。
この東海地方でも三重県や岐阜県では近年パン用小麦を生産されている方が出て来て、
尚且つ東京の有名シェフがわざわざ買い付けにやってくる位レベルが上がっているそうです。
ただ残念な事に、地元愛知県の実情はその限りではなく未だ蛋白量が低くパン用としては
まだ評価が低く、麺用にしか使えないとの事(ToT)
「将来的には、私も愛知の粉でパンを焼いてみたい!」と先生談。
先生談といえば、今月29日(金)午後8時からNHKの「金とく」という番組に
先生が焼かれたパン、紹介したパンがオンエアされるそうです。
民放テレビ「ゲンキのトビラ」では、すでに登場されておりますが、ついにNHKでも!
先生の時代がやって来た!・・・こんな素晴らしい先生に私達はレッスンを教えてもらっていると思うと
ありがたいなぁ~!幸せだなぁ~!
と感謝の言葉しか出て来ません。
既にめちゃくちゃ有名なのに、私達に全く偉ぶらない態度で接してくれる先生って、パンの技術の凄さだけでなく人間的にも尊敬しちゃいます。
5月29日当日はオンタイムで観ますが、もちろん録画もしよっと!!
さあ、次回は梅雨時バリバリの6月21日(48歳で受講する最後のレッスン)
この時には
ペコロス39号も出来上がっていますのでまた皆さんに持っていきますね(^^ゞ
そして、ペアのKさんとまた仲良くパンを焼いていきたいです。