市民大学平成嚶鳴館 第5回目(最終回)は
「食パン」です。
食パンをメニューに入れるのには
1:食パン型の数が全員分揃わない
2:発酵時間が長いので通常レッスン時間枠ではやれない
など問題点があり過去にはこの市民大学では実施出来なかったみたいですが・・・
何と、今回市民大学の生徒さん(私の友達・・・窯伸び王と私は呼んでいます)、アシスタントさん(またまた私の友達)、そして私が食パン型を持参すれば、先生の型と合わせて数の問題クリア!
そして、今回の熱心な生徒さん全員がレッスン時間オーバーでも習いたい!と時間超過の問題もクリア!
条件揃いまして念願叶いました。
思いますに、市民大学の男性教室で食パンがメニューに加わるのは後にも先にも今回限りではないかな!?
前回のブログでも書かせてもらいましたが、私のトレンドもちょうど食パンブームの波が来ている事もあって
超ラッキーでありましたヽ(^。^)ノ
自宅でも数回焼いておりますが、一つとして思うように焼けた事がないので
今回は先生の手本を間近で見れる!という事もあり実は一人鼻息荒かったです(笑)
そして、いよいよ始まり始まり~(^_^)v
通常、街のパン屋さんは食パンを焼く時は、最強力粉や超強力粉を使用するそうですが
いとまゆ先生は、何と・・・いつもの「はるゆたか100%(強力粉)」で進めます。
それには、いろいろなテクニックが必要という事でいきなり好奇心度アップ!!
上にググッと窯伸びさせる為に、グルテン(パンの骨格)をしっかり形成する必要があり通常より長めの手捏ね!
捏ね時間の7割(15分位)経過したところで、油脂投入→さらに捏ねる!最後には、叩き捏ねを20回程でトータル20分位・・・かなりハードでありました。
30分の一次発酵後、これまた大きなガスを抜く為にパンチを入れて(三つ折のさらに三つ折)、さらに15分生地を寝かせます。
その後、2分割をして軽く丸めてさらにベンチタイム15分
そして、いよいよ成型です。
丸い生地のガスを軽く抜きながら裏返し
麺棒を当てて楕円にし、
その両サイドから生地センターで1センチ程重なるように折り曲げて来て(芯を作る)
さらに、軽く麺棒を当てた後に、これまた軽く手前からクルクル~っと丸めて
最後に綴じ目をしっかりし
食パン型の両サイドに入れ(生地巻方向が外になるように)
最後に上から優しく抑えて仕上げ発酵に入ります。
目安の時間は約40分程ですが、時間よりも実際に見てて、型上がりが8分目に
来たところがベストという事でした。
そして190℃ 25分で焼成(今回は1斤(250g)用。300gの場合は30分)
こちらが完成!!
うんっ???何だか山の高さが揃っていないではないか!?
ちなみに、これが先生が焼いたモノ。
焼き色もキレイで美味しそうだし、高さも揃っている!
「・・・」
涙が出てきそう(^_^;)
サブパンは、IFトレーを使用した
「ミニ食パン」。
↓こっちが私ので
↓こちらが、私の友達(窯伸び王)が焼いたモノ
「・・・・・」
もう泣いてもいいですか(T_T)
先生に聞くと、窯伸びしない原因には
1:成型の時に芯がしっかりと形成されていない
2:生地を触り過ぎる
3:分割や成型の時にきつく締めすぎる
等々が考えられるという事でした。
簡単にいかないから面白く、また遣り甲斐が出てくるという性分ではありますから
「いとまゆ食パンレシピがこれで入ったから!」と前向きに考え、
今後も満足のいく食パンが焼けるまで自宅で頑張ろう!とレベンジを誓ったのでした。
最後に、平成26年度後期も今回で無事終了。先生より終了生にだけ与えてもらえるシールを貼っていただきました。全部で6個あるという事は、丸3年市民大学を受講しているという事ですね!
あっという間の3年間です。45歳の時から始めたらしい(@_@;)
平成27年度前期もこのクラスに応募しておりますが、申込者が殺到していてすでに抽選となる事が分かっております。どうか、また連続で当たりますように(#^.^#)
※皆さんも一緒に祈っててください。