H25年度後期
市民大学平成嚶鳴館「男性限定!初心者のパンづくり」第2回目!
今回のパンは
「コンプレロール」
コンプレって、「完全な」という意味を持ち、パン業界では全粒粉を使って焼いたパンの事を指すそうです。
今回のレシピ(粉)は強力粉(はるゆたか)50%に対して、国産全粒粉(キタノカオリ)50%でした。
小麦(種子)の胚乳、胚芽、表皮(ふすま)全部丸ごと石臼で挽いているので捏ねた生地はいつもより黒っぽい!ただ、食物繊維豊富な栄養価が高いとっても健康志向のパンなのです。
※生地が伸びないので扱いやすいのですが手捏ねの時、グルテンが切れないようあまり引っ張り過ぎないようにと注意が入りました。
小麦臭が通常より強いので、はちみつを砂糖の代わりに使用したり、もっと香ばしい香りにするようメインパンには「くるみ」を入れました。
今回はサブのパン
「コンプレロールパン」から!
まずは発酵→分割しました生地を成型していきます。
ガスを抜いた後にしずく状に丸め
さらに15センチくらい伸ばしてここで5分生地を休ませ
(そうする事によりさらに伸ばしやすくなるそうです)
細い方を手前にして、指で挟んで固定しながら上に向かって麺棒をかけて
(手前部分は麺棒かけません)
伸ばした生地を今度は上から下へと3/2まで巻き込んだら、
最後は手前側の生地を引っ張りながら巻き付け綴じます(ロール成型)
3巻が理想だそうで、今回の成型はまあまあ上手くいったかも(^_^)v
あとは、仕上げ発酵後→180℃10分で焼成
ほら・・・出来上がり!!
(表面が白い状態の場合は成型の時に余計に生地を触って傷めた為。また、釜伸びしているのがベストだそうです)
一方、メインパンにはサブと同じ生地の中に「くるみ」を入れた「コンプレロール」
ロールと言っても、今度の成型は生地を長く伸ばした後、ひと結びにするという成型。
これが・・・「くるみ」が生地の中に入っているので難しいったらありゃしない(^_^;)
※反省点・・・準備段階で、もっと細かくくるみを割っておくと丸めやすいです。
8個とも全部結びをやるのか??
って、不安になってたら・・・
いとまゆ先生が
「全8個のうち、4個をこの成型で、残りはブール成型に!」と優しい神の声!!
(あとで聞いたら、やはり私たちはまだまだ素人なので成型には時間がかかり過ぎるというのと、先生の粋な計らいで食感の違いを分かってもらう為という事でした。)
※ちなみに、ブール成型の方がフワフワ感が出るそうです。逆に麺棒などを当てて生地を伸ばした成型は、しっかりとした食感になると言う事ですが・・・実際食べ比べをしましたが・・・???
私の舌・・・まさか・・・感覚麻痺(^_^;)
成型後に、表皮である「ふすま」をパンの表面に付けましたら、通常よりも長く仕上げ発酵の時間を取って生地の復活を待ってから焼成
※私はわざとうすまを付けていないモノが1個ずつあります。
こちらが完成です!
自宅に持ち帰って家族に食べてもらうと異口同音
「めちゃくちゃ美味しい!今度このパン家で焼いて!!」
嬉しい限りです。
(先生に国産の全粒粉とふすま少し分けてもらって来ればよかった(*_*))
最後に・・・前回のゴルフ帽子はダサかったので新しく帽子を購入しました!
現在愛用しております真っ黒色のエプロンとお揃いで
シンプルイズベスト!という事で、無印良品で購入!
それで・・・何とレッスン中にいとう先生に
「久野さん、帽子変わりました!?」って!!
「じーーーん!! 感無量(T_T)」
・・・屈折3年。初めていとう先生が私の格好に関してコメントを下さった!
パンの出来は滅多に褒められないから、格好だけでも言葉を掛けてもらえた!!
「コンプレ」パンより
「コスプレ」ファッションで(^_-)-☆
お後がよろしいようで(●^o^●)