社長BLOGBLOG

2011.08.15
  • オフ時間

アンパンマン

今日は終戦記念日です。 昨今は戦争を直接体験された私たちの親、またおじいちゃん達が順番に天国に逝ってしまっているので、あまりこの手のお話を聞く機会が少なくなってしまった。 約5年前に亡くなった昭和6年生まれの親父も生前は私が小学生だった頃、よく戦争体験の話しをしてくれました。 「空軍に志願したけれど成績が足りずダメで、その代わり飛行機の整備工場勤務になったおかげでこうやって生きている」・・・だとか 「防空壕で食べるモノが本当になく、芋のツルを食べていた。それからくらべれば今は本当に幸せになった。好き嫌いせずにもっと食べ物に感謝しなさい」・・・とか 「ギュウギュウ電車の中から今でもハッキリ覚えている・・・名古屋城の真上から爆弾が集中的に落とされて炎上していた。まるで大きな花火を見ているみたいだ」・・・などなど。 昨今、モノに恵まれ過ぎて育った私たちは、こうやって平和に生活できるのは先人たちのおかげだという事を本日みたいな日に考え、そして感謝できるようになっていきたいものです。 ところで話しは変わりますが、あの有名なアンパンマンの作者であり「アンパンマンのマーチ」の作詞者である『やなせたかし』氏の弟さんは、特攻隊として戦死しているみたいです。 当時、戦争に行く人はみんな「これは正義の戦いなんだ」「愛する家族、恋人を守るため」と言い聞かされ、戦地に向かったが、戦争が終わってみるとその行為は非人道的とか悪魔とか非難されたこともあったと語っております。 そこであの歌が生まれのでしょう! 悪魔をやっつけるのが正義ではなく、困った人を助け、献身する事が正義。しかし、正義を行うことには必ずリスクとパワーが必要で、時には自分を犠牲にしたり深く傷つけてしまうことも。 それでも私たちは前を向いて頑張って生きていこう! ・・・というメッセージが込められているみたいです。活字になって読んでみるアンパンマンのマーチ・・・皆さんはどのように自分の心に響きますか? アンパンマンのマーチ 【作詞】やなせたかし 【作曲】三木たかし そうだ うれしいんだ  生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも 【1】なんのために 生まれて なにをして 生きるのか   こたえられない なんて そんなのは いやだ!   今を生きる ことで 熱い こころ 燃える  だから 君は いくんだ ほほえんで  そうだ うれしいんだ 生きる よろこび   たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン  やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため   【2】なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ   わからないまま おわる そんなのは いやだ!   忘れないで 夢を こぼさないで 涙   だから 君は とぶんだ どこまでも  そうだ おそれないで みんなのために  愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン  やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため   【3】時は はやく すぎる 光る 星は 消える   だから 君は いくんだ ほほえんで   そうだ うれしいんだ 生きる よろこび  たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン  やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため ___convert_20131016190402.jpg