社長BLOGBLOG

2009.04.15
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お墓掃除

平成18年12月8日。私の父が75歳で他界した。 「いつまでもあると思うな親と金」ではありませんが、私にとってはあまりにも急な父との別れであった。「存命中にもっと言う事を聞いておけばよかった・・・」「もっと、もっと親孝行をしておけばよかった・・・」と次から次へと悔やまれる気持ちが出て来るが、もうその父はいない。 長年一緒に生きていた夫が急にいなくなった母は、ポッカリ心に穴が開いたようでした。私は何としても、父と一緒に働きづめで突っ走ってきた母には父の分までこれからの余生を健康でゆったりとほんわかな気持ちで過ごしてもらいたい!そして父に出来なかった親孝行の分まで母にしてあげたい!そんな思いから今年に入ってからですが毎月1回久野家の菩提寺である名古屋市緑区にある「瑞泉寺」にお墓の掃除に母と一緒に行っています。 (厳密に言えば、朝早く1時間半かけて豊橋市のカイロプラクティックに母と一緒に施術をしてもらってから午後よりお墓掃除をしています) 家の仏壇でも頭を下げますが、やはりお墓に行くと父他先祖の方々が私たちを見守ってくれているんだ!という感謝の念がわきます。お墓の掃除が終わりお花を替え、線香を立ててから般若心経を二人で唱えます。(私は主に会社の近況報告と事業繁栄の祈願をしたり、家族の健康と安全をお祈りしたりします) 父にも私の気持ちが伝わる気がしますし、何より母も喜んでくれますので私自身の気持ちがスッキリするのが分かります。是非、皆さんも機会がありましたらチャレンジして下さい! 最後に、このお墓掃除に子ども達や妻は同行しませんが(自発的に行きたいと言って来たら大いに歓迎します)、私にとってこの母との二人だけの時間は大変貴重で継続したいと思っております。継続したいと言えば、お墓掃除後にお寺近くにある鰻屋さんで母から奢ってもらえる昼食「上鰻丼」も私の楽しみの一つになっています。感謝、感謝。