市民大学「平成嚶鳴館」平成28年度前期
いとまゆ先生の講座「男性限定!初心者のパンづくり(14)」第3回目
メインは
「アーモンドフィグ」
始めに「私がこの市民大学を引き受けたこの7年間の中で一番加水率が高いと思います!」と
ビビってしまう発言が!!
高加水75%
仕込水に①はちみつ②イースト③塩を最初に混ぜたものを
中力粉(タイプER)に混ぜ、ヘラで約2~3分混ぜます(捏ね過ぎない!)
その後、予め用意してありますアーモンドとドライフィグを投入!
親指と人差し指だけで生地真中を切って→重ねて→切って→重ねて・・・6回
その後は・・・
1:捏ねない
2:触らない
3:傷めない
今回の最大の注意点はこの上記3点!
室温で15分放置してから、ベトベトの生地をパンチします
(今回のパンチは捏ねのサポートが役割。生地を引っ張って切れる寸前ギリギリのところで戻すのがポイント)
これを2セット繰り返して、4分割→丸め(とにかく粉で生地を守りながらやさしく!)
ベンチタイム後は、これまた極力生地を余計に触らないように折りたたみます。
そして、綴じ目(いつもみたいにお尻はギュっとは閉じない)に粉を付け、クッキングシートに!
仕上発酵後、今度は綴じ目を上にしてから焼成!!
(私は4つあるので実験で、そのまま表面のままクープを入れたり【左上】、ひっくり返した状態のモノにもクープを入れたり【右下】したのも混ぜます)
そして、ハード系の焼成の時に一番注意するのが下火を強く!という事で、前回も
やっておりますオーブンの予熱時点から天板を庫内に入れて最高温度で温めておき、
時間が来たら、ダンボールを使って生地をサッと庫内に滑らせるようにいれ、15回くらい霧吹きを庫内の周りに噴きます。
これをやることで、蒸気焼成になり、焼き上がり方も外はパリッと!中はもっちり!に仕上がります。
そして、焼き上がったのもがこちら!
※実験で焼いた左上と右下は、リュスティックみたいに上に釜伸びしたので、少し違うパンに!
試食用のサブメニューは
「チョコマカ」
それにしても、アーモンドやマカダミアナッツなど、副材料に高価なものを使っている先生は太っ腹!!
絶対に赤字だと思います!!そういうところも尊敬出来ちゃいます。
さあ、あっという間に全5回のうち3回が終わってしまいました。
次回は来月「グラノーラ・ライ」
今から楽しみです!(^^)!
話変わりまして・・・
先日、少ない空き時間を利用してココに感性を磨きに行ってまいりました。
「名古屋ボストン美術館」の
「ルノワールの時代~近代ヨーロッパの光と影~」
ルノワールが生きた19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパを背景にした作品に魅了されました。
産業革命により鉄道のインフラが整い、貴族階級以外に一般大衆にも「レジャー」を田舎で楽しむ習慣が普及してきたので、ルノワール始めモネやミレーなどの画家はピクニックや海水浴などを楽しむ風景や、セーヌ川沿いの美しい風景や風俗を描いております。
なかでも、今回私の一番印象深かった作品は11年ぶりに名古屋に来たコレ
ルノワール作「ブージヴァルのダンス」
※先ほどの私の写真バックの絵画がソレです。
1883年の油彩・カンヴァスのこの作品ですが、まずはその大きさにビックリさせられました。
よーく見ると、表面は何層にも盛り足されたであろう油絵具が年数が経っているので
乾燥によりひび割れているのが分かります。
さらに、ダンスをしている足元地面には花束やタバコが落ちて、背景のテーブルで談笑する人々の表情からも、生き生きとしたビアガーデンでの雰囲気が伝わってきて、こちらまでもウキウキ気分になってしまいます。
感動した私は、記念に、角度を変えると踊っているように見える1枚300万円もする3D絵葉書を購入しちゃいました・・・これ、なかなか気に入ってます(^^ゞ
普通に持つと絵画と同じ柄ですが・・・
ちょっと傾けると・・・あら不思議\(◎o◎)/!男女カップルの立ち位置が入れ替わります!!
たまに、こうやって本物に触れ、感性を磨き、頭のリフレッシュをする時間を大切にしていきたいと思います。
が・・・先日悲しい報道が!!
名古屋ボストン美術館(名古屋市)を運営する「名古屋国際芸術文化交流財団」(同)は25日、米ボストン美術館との所蔵品借り受けなどに関する契約を、2019年3月末の期間満了以降は延長・更新しないと発表されちゃいました(T_T)入場者数には結構貢献している私でしたので非常に残念で仕方ありませんが、まだ契約満了日まで時間がありますので、来たもの全てのイベントには必ず行きたいと思っております。
さて、今夜は「父の日」
何の素振りも見せていない子供たちは、果たして例年通りプレゼントを用意してくれているのか・・・めちゃくちゃ不安です。