ちょっと今日は真面目内容です。
先月2月18日ですが、
日本福祉大学知多半島総合研究所主催 CSVフォーラム
「企業が取り組むCSV・CSRの実践」
に、パネリストとして参加させていただきました。
CSR(corporate social responsibility)は企業の社会的責任として
昨今比較的メジャーになってきておりますが、
CSV(creating shared value)って皆さん知っていますか??
「共通価値の創造」という意。
地域社会の企業や諸団体(住民)を結びつける考え方として近年注目されている活動だそうで、弊社が取り組んでおります経営活動をありのままに発表していただければいいと言う条件で引き受けさせていただきました。
パネルディスカッション冒頭に、参加者の為の5分以内の自己紹介ムービーを作成して流させていただきました。
それがコレです(You Tube愛知印刷工業)
うん??どこかで聞いた事あるぞ!
※BGMは、私の大好きな「○ず」アルバムから勝手に拝借してます(^^ゞ
まず、弊社のCSR実践としまして3つを発表させていただきました。
まず一つ目は・・・
2008年12月から2か月に1回のペースで発行しております
知多半島北部に密着した暮らしの情報誌「ペコロス」の事。
今号で8年目に突入するこの媒体ですが、最初から一貫して思っている事・・・それは
「街が活性化すれば、毎日の暮らしはもっと楽しくなる。コミュニティーの輪も広がって、
住んでいる私達はより幸せになり、住んでいるこの街をもっと好きになる」
この思いを、印刷業という製造業的要素が強いけれど、情報サービス業としての役割も果たすんだ!
という「新しい挑戦!」という強い信念で発刊した事を昨日の事のように思い出します。
まさに「継続は力なり」・・・2016.1.29発刊の中部経済新聞さんにも取り上げていただき、
同じく中経さん2.22発刊。フォーラムの様子も取りあげていただきました。
※↑私が発表しているシーンの写真を使ったいただき嬉し恥ずかしです(#^.^#)
2つ目は・・・
地元大学(2校)経済・経営学部の学生との交流を挙げさせていただきました。
以前にも私のブログで紹介させていただきましたが、今後社会人になります地元の大学3年・4年生に、地元中小企業代表の気持ち・声を伝えて、将来何処か遠くの企業へ就職するのではなく、地元に残って・・・しかも大手企業もいいですが、皆さんが知らないところで頑張っている中小企業もいるんだぞ!という思いを直接感じ取っていただける実践を発表しました。
こちらは日本福祉大学 東海キャンパス 経済学部の生徒に対して
テーマ「民間営利企業の経営者・管理者から企業・事業体の経営・運営の真髄を学ぶ」
~経営理念を経営戦略に活かす~
また、こちらは星城大学 経営学部の学生達。
テーマ「観光まちづくり実践セミナー」
~地域に密着した企業がまちづくりに果たす役割~
そして、三つ目として・・・
工場見学・職場体験を通じて地域の方々と触れ合う場を促進し、また中学・高校生の生徒には学校ではなかなか本音で話し、伝える事が出来にくくなって来た倫理観をコツコツと実践しております事を発表しました。
●東海市社会福祉協議会主催民生委員・児童委員連絡協議会の計20名
●ボランティアスタンプ 記念研修会参加の一般市民の計33名
●東海市観光協会主催 親子産業観光見学会の計37名
●東海商工会議所主催 街のふれあいゼミナール 計4名
愛知県内 中学校・高等学校の職場体験学習に関しましては、(応援団員として)
私が代表になってから間もなく10年が経とうとしておりますが、
その間に弊社に来て私のオリエンテーションを受講した生徒数は述べ200人以上にのぼります。
以上、この3つの実践を継続して行えている背景には!という事で、
私はこのようにまとめさせていただきました。
それは、自分たちがまずは幸せでなければ地域の為になる事は出来ない・・・
家庭においては、家族みんなが仲良く幸せである
会社においては、経営者と社員が同じ気持ちで、同じ目標に向かっていて、
しかも利益をきちんと出して、会社自体の経営も黒字で健康体である
従いまして、株式会社 愛知印刷工業 CSV・CSRの実践のためには・・・
経営理念
三方笑顔~みんなニコニコ~
行動指針
1:売り手ニコニコ
2:買い手ニコニコ
3:世間ニコニコ
我々、(株)愛知印刷工業グループの経営者・社員・そして関わる全ての協力会社が一枚岩(運命共同体)となり、進むべくベクトルを合わせ、いかなる環境下にあってもブレない経営をする事がCSV・CSRの絶対条件であると締めくくりました。
他のパネリストの方々の意見もほぼ同じであったように思います。
(一番左から、鈴木氏、城山氏、村田氏です)
私が出来る事って限られているとは思いますが、今後も自分の信念に従って実践し、継続していきたいと改めて思った1日でした。
皆さんは、地域の一員として何をされておりますか?何を今後していきたいのですか?
他のパネリストさん
城山裕美氏(株式会社 フルハシ環境総合研究所 研究員)
村田元夫氏(株式会社 ピー・エス・サポート代表取締役)
コーディネーター
鈴木健司氏(日本福祉大学知多半島総合研究所 地域・産業部長)