H27年度前期 市民大学
平成嚶鳴館「男性限定!初心者のパンづくり」3回目。
メインは
「アリコヴェールミルク」
アリコヴェール・・・フランス語でサヤエンドウですって。
さらに今回のレシピはミルク(牛乳)を使ってのパンです。
(過去4年間で2回しかありません。パン・オ・レ・ショコラとさくら餡フラワー)
仕込水の代わりに牛乳を使いますと、グルテンが出来にくく、あまり膨らまないパンになります。また、食感もフワッではなく、歯切れのいいサクイ感じになるそうです。
手捏ねで5分→油脂を入れ→さらに10分。
いつもより生地が締まって非常に捏ね易くていいのですが・・・
気を付けないといけない事があります。
それは・・・
乾燥が大敵!という事!
従いまして、
→分割・丸めをした直後に濡れ布巾を生地の上に被せる!
→成形する生地以外は、直前までベンチタイム中の生地の上に濡れ布巾を被せておく!
など注意しながら工程を進めるのが大変になります。
あと、牛乳を仕込水代わりに使った時の注意点では、生地温度が低いとグルテンが出来にくいので、冬場にはあまり向かないレシピだそうです。
一次発酵→分割・丸め→ベンチタイムの後
ブール成形に入ります。
フィリングを生地全体にまんべんなく入れたいので、通常のブール成形(生地を中心に向かって芯を作るように重ねる)の途中に、うぐいす豆を数回に分けて入れていくのがコツです。
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仕上発酵の後、小麦粉より焦げない上新粉を降り、クープ(漢字で「小」の文字)を3本入れ
160℃13分で焼成
※今回の仕上がりイメージが白パンなので低温で焼きます。
サブパンは・・・
「パン・オ・レ・コッペ」
麺棒で楕円に伸ばした生地を横に向け
半分ずつセンターに少し重なるように合わせて(芯を作ってます)
それをさらに半分にたたんで、綴じ目をしっかりして、軽くコロコロ転がしコッペ型にします。
この段階で、いきなりクープ入れに!!
焼成直前にクープを入れるレシピが多かったので、どうして今回のタイミングでクープを入れるのか理由を聞きますと
1:生地がしっかりしているのでクープを深く入れたい時
2:食べた時に歯切れがよくしたい時
などだそうです。
一方、通常のタイミングでクープを入れるのは、生地の中の水分を適度に飛ばしたい為で、
今回のと目的が違っている事が分かり勉強になりました。
仕上発酵後、180℃12分で焼成!
うん???
何だか先生のと違ったパンになっていないか(@_@;)
ちなみに、こちらが先生のパン。クープの入れ方でこんなにも差が出てしまいます。
まだまだですね(T_T)
※違いの理由を聞きましたら・・・
成形した時に生地の表面の張りが足らなかった
成形する時に生地を何回も触って傷めてしまった
以上の可能性があるかも!との事でした。
パンが冷めたら、半分にカットして餡とバターを入れて・・・
ガブリ(●^o^●)※少々下手でも味は一緒なのでいいのだーーー!←自分を慰めてます(^_^;)
パン・コーディネーターアドバンスの資格を持つ
いとまゆ先生曰く・・・
サンドイッチ(カスクルート)は、作った直後に食べるのが一番美味しい!
●そして、固いパンには固い食材を挟んで!
●柔らかいパンには柔らかいモノを!
そして、
●バターは冷凍状態のものを薄く切って乗せて、口の中で溶かして食べるのがより美味しいですよ!!
と、食べ方提案も教えていただきました。
最後に、先生より
情報誌「ペコロス」の宣伝もしていただきました!・・・正確にはご自分の連載しているページの紹介を(笑)
※第2回目には現在発行中の39号が間に合いませんでしたので約1カ月遅れのお披露目。
さあ、次回は梅雨明けの7月19日
プルーンフロマージュ・・・ライ麦を使ったチーズのパンだそうです。
これまた美味しそうで今から待ち遠しいです(^^)v
ここで終わるはずのブログでしたが・・・
何と今日は「父の日」
現在の時刻22時20分過ぎ・・・
もう今年は来ないのかなーーと思っていたところ・・・
お姉ちゃん以下息子、次女と3人で私の部屋にやってきて
「いつもありがとう!」と、言ってこれを渡してくれました。
古くなって来たエプロンを私が探しているのをまるで知っていたのか・・・
それもラルフローレンの高級エプロンをプレゼントしてくれました!
めっちゃ嬉しいーー!(^^)!
さらに、お手紙までも!!
ここ数年の中では、初めての飛びだす手紙にグレードアップ!
※3人連名の省エネ仕様は変わらずですが(笑)
内容を読んでみると・・・
パパへ
いつもお仕事おつかれ様!!
パパのパンは一番おいしいよー☆
これからもおいしいパン作ってね!
だって。
2度嬉しいーーー!(^^)!!(^^)!
・・・・・で、エプロンなんだ。
まあ、深くは考えず、素直に喜びたいです。
さあ、明日からも益々頑張っちゃうぞ(^O^)/