本日 私たち久野家の家族の一員でありますオス猫「こうすけ」が天国に逝きました。
うちに生後2か月で今にも死にそうな状態でフラフラ転がりこんで来たのが2008年7月だから今日で約4年。人間の年齢に換算しますと32歳だそうで、まだまだ若くて貫禄で出てきて、活発に行動する年頃なのに・・・。
それが、先週の土曜日(23日)に急に具合が悪くなって・・・
急いで、動物病院に連れて行ったら・・・
「急性腎不全で極めて危ない状態です。もういつ死んでもおかしくない状態です。」と、
突然言われました。
死亡率の極めて高く、おしっこが出なくなる事が原因の病気だそうです。
一般的に、おしっこが出なくなるとネコは食べる事が出来なくなるので、私たち飼い主はすぐに体調異常に気が付くらしいのですが・・・うちのこうすけの場合は、病院に連れていく直前まで食べていましたので、発見が遅れてしまったようです。(とにかく私に似て食べる事が大好きなネコちゃんでしたので)
もうグッタリして、食べる事もお水も飲む事も出来ない状態で、23日から今日まで1週間、毎朝通院して、膀胱を押さえて強制的におしっこを出したり、点滴を打ったりして回復する奇跡を信じていたのですがついに本日力尽きました。
先生は「あの状態でこんなに長く生き続けたなんて信じられない。この子は若く体力もありましたが、何よりも生きたいという生命力が強かったですね!よく頑張った子です」
先生の奥様からは「いろんな動物の最後に立ち合っておりますが、のた打ち回って死んでいくケースも多々ありますが、こうすけ君の場合は、このような病気だったのに最後は静かに眠るような亡くなり方でしたね」
思い起こせば・・・私たちは、なるべく家の中で一緒にいる時間を作ってあげるようにして過ごしてきました。じゃれ合ったり、一緒に寝たり、ごはんを食べるのをずっと見ていたり、お風呂で全身丸洗いをしてあげたり・・・
こうすけは今まで飼った中でも一番頭のいいネコでした。時間を共有したのが長かったからでしょうか?
例えば、一番下の娘の事が大好き。娘のことは遊んでくれる相手と思って、飛びついて行ったり、噛んだり。他の私たちには絶対にしません。
お祖母ちゃんはその次に好き。餌やカラダ洗い、糞の後始末など圧倒的に家族の中で1番家の中にいる事が長いので。ただ、悪い事をすると「バチン!」と頭やおしりを叩かれるので、祖母ちゃんが「こうすけ!」と叫ぶと条件反射の如く、身構えたりするなど一番怖い存在でもありました。
あとは、私の妻。餌を毎朝あげるので、彼女が餌の缶を持つ音がすると・・・もう「ニャーニャー早くちょーだい!」って、足にまとまり付いてアピールしておりました。
私や長女、長男は可もなく不可もなくで、私たちがリビングで何もする事がなく座っていると、叩く事はまずしないので知らないうちに膝の上にチョコンと乗ってきたりと、安心な存在だったのかな。
また、こうすけ以外の私たちが全員で外食する時に、それぞれが出かける支度が始まると、それをいち早く察知して、寂しい声を上げて「私も一緒に連れていって!」みたいな顔をして、さらに玄関をガチャっと閉めて出ていく時に自宅を振り返ると、そこにはベランダの手すりの上に必ずこうすけがこちらを見ているのでした。
そして、私たちが車で帰ってきたら、車の音やドアをバタンと閉める音で分かるのでしょうか・・・「ニャーニャー」叫んで私たちを待っててくれるのでした。
極め付けは・・・今日、病院に行って先生に診てもらった瞬間に眠るように息を引き取ったそうです(母親談)それも今日亡くなってすぐに火葬できる(本日は仏滅)日に私たちに迷惑をかけずに天国に逝くことなど・・・こうすけ・・・本当に最後の最後まで気を遣ってくれたのかな。
このように、私たちもそうですが、こうすけも私たちの事が大好きだと思う瞬間がたくさん、たくさんありました。
だから、こうすけは私たちの家族の一員なのです。本当に4年間という短い時間でしたが私たちと一緒に生きてくれて、私たちにたくさんの癒しを与えてくれて本当にありがとう!
今日からは家にいませんが、私たちの心にはいつまでもこうすけがいて一緒だからね!
最後に思い出の写真をアップしてお別れにします。
家族を代表していいます。こうすけ、本当にありがとう!天国から私たちを見守ってね。
うちに来て1年が過ぎた頃には体重がかなり!
6月18日 いつも大好きなベランダでゴロゴロ
6月24日 いつもお外をボーっと見るのが好き
私がこうすけです。 皆さんハンサムでしょ!
「こうすけ」関連ブログは2009.2月を見てください。