第4回目の市民大学平成嚶鳴館「男性限定!初心者のパンづくり」
今回も2種類のパンを焼きました!
あっ・・・今回初お披露目となる私の5種の神器がコレです。
エプロン、フキン4枚、レッスン中の補給水、レシピにいろいろ書き込む為の赤・黒ボールペン、そしてこうやって記録を撮る為のカメラです)
さて・・・今回のメインはオレンジ・カランツ・・・(5mm角のオレンジピールと山ぶどうで酸味のある小さな干しブドウみたいなもの)
今回は強力粉(270g)の中に10%ライ麦(30g)を入れた粉に、先程のフィリング2種と塩、仕込水、ハチミツ、そして無塩バターをミックスしたもので手捏ねを15分!(環境は室温21度、仕込水47度の設定)
40分の1次発酵中に先生より毎回恒例の“ためになる予備知識講座”を聞きました。
今回はよく聞く
ライ麦について。
こちらはドイツの北部など主に寒い地方では普通にパンを焼く時に使われている粉の材料で、比率が上がる程風味が出て、歯ごたえがある半面、焼いた時にパンが大きく膨らまないという特徴があります。
また、皆さんご承知の小麦粉の中に含まれるたんぱく質であるグルテンの中には、グルテニン(伸びる性質)とグリアジン(縮む性質)がありますが、このライ麦の中には前者であるグルテニンが入っていないそうです。
従って、1個の大きさがもともと大きいライ麦100%のドイツパンは伸びないから歯ごたえがありドッシリとしているんだって!・・・聞くと納得です。
発酵後、8個に分割してまるめ直し、パンの表面の乾燥を防ぎ、且つ生地を休ませる為に湿ったフキンを上にかけるベンチタイムを経て(こちらは他の方が使用しているフキンです・・・ホンワカな気持ちになります)
仕上げ発酵(30分)をしてから粉を降って、クープを入れて焼成。
そして・・・焼きあがったモノが・・・こちら!!
今回のレッスンが始まり先生が開口一番「前回のレッスンとの間があいた為今回は低レベルのレシピにしました」と言っていたのか、自身では今までで一番完成度が高いと実感出来ました!
それが証拠に・・・先生曰く「パンの裏側を見れば大体焼き具合の合否が分かります。少し焦げた部分の面積が少なく、パン自体が上にグイっと窯伸びているパンはとってもいい!」そうです。(これから、いろんなパンのお尻を見てみようと思う)
そして・・・今回私が焼いたモノ・・・ふ、ふ~ん(^-^)
あと、先生がいつも使用しています企画・監修商品であるパンマット。(これを使っている先生を見ていると、誰でもいとも簡単に成形が出来るように思える魔法のパンマット!!)
こちらは、日本製で最高級の帆布を扱っております日之出株式会社製で
“
いとまゆ”ホームページのTOPページ「OTOME」
から注文が出来ます(近々楽天ショッピングでも通販開始されるとか!)
さあ、次回はいよいよ最終回。パンの種類は・・・今流行の
“ベーグル”です。
有終の美を飾れる事が出来るか??
※2種類目のパンは「ピーカンナッツ」。成形して最後にナッツを丸ごと一個上に飾る・・・私の中では今までで一番かわいいカタチかも!もちろんお味もGOODです!