9月11日
ちょうど10年前アメリカにて同時多発テロで多くの人が犠牲になった・・・。
また今年の3月11日(ちょうど半年前)東日本大地震でこちらも未だかつてない大惨事で多くの人を失った。
そして、今でも多くの人が行方不明になっており、これから起こりうる事象(二次災害)に対して
私たちは今何が出来るのでしょうか?
「この不景気な昨今、自分の事だけで精一杯だ!」
「そんな他人の事なんて考えている暇もお金もない!」
・・・こんな声が聞こえてきそうですね・・・いや、他人事ではありません。
偽善者ぶった私の心からそのような声が聞こえてきそうです。
そんな醜い心を清め祓いたい気持ちと、この9月より社団法人倫理研究所 愛知県東海市倫理法人会の会長という役職をいただいた事もあって、同志二人と一緒に禊(みそぎ)をしようという事になった。
そこで、毎月11日(4・10月は除く)の午後8時より三重県鈴鹿市にある
伊勢国一の宮 猿田彦大本宮
椿大神社(つばきおおかみやしろ)
みそぎ修法会に行ってきました。
(ご祈祷、滝の水に打たれる水行、護摩を焚く火行です。)
昨日は、男女合わせて約140名の方が全国から来ており(今回初めての人は私たちを含めて40名)宮司のお話を聞く事から始まり、禊を受ける前の儀式的な神拝祈念詞を唱え、心構えの教えを頭に叩き込んだ後、全員がはちまきをして、男性はふんどし、女性は水衣に着替えて金龍明神の瀧へと向かいます。
昨日の水温は15度前後みたいでしたが・・・神山入道ヶ嶽を源とする大明神川の水は想像以上に冷たく、
「祓へ給い清め給え・六根清浄」と大きな声で唱えながら約30秒程瀧つぼに入るのですが、水の冷たさと衝撃に私は思わず舌を噛んでしまう始末・・・。
瀧水行の後着替え、本殿内においてご祈祷を受けそれが終わってからお神酒、お札を授かってから場所を変えての護摩焚きの火行。
こちらも宮司を囲むようにして
般若心経をずっと唱えながら炎の中に願いを予め書いた木札を一つひとつ入れていく・・・それは映画でみたワンシーンの如く中心の炎の火柱は天上高く伸びていくのです。何か霊的なモノを感じます・・・正直。
以上一連の修行が終わったのが翌日12日の午前1時過ぎ。(自宅に着いたのが午前2時)
果たしてこの禊において自分がどうように変わったのか今はまだ分かりませんが、間違いなく言える事は・・・45年間生まれて始めての実践をしたという自信はつきました。
話し変わって、今朝朝食の代わりに食べたのが、昨日参拝する前に寄って購入した春泉堂老舗の「椿麩まんじゅう」。本当は「椿草もち」が有名だったので食べたかったのですが・・・残念ながら売り切れ(午後6時すぎ)
よし!今度こそは絶対にこの「椿草もち」を買いに来るぞ!!
そして・・・万が一・・・もし・・・やる気が湧いたならば、第2回目の禊をしよう・・・と思う(トーン低め)
椿大神社〒519-0315
三重県鈴鹿市山本町1871
TEL:059-371-1515