3月11日の東北地方太平洋沖地震から約2週間。
地震、津波の被害に加えて今日では福島県の原子力発電所の放射線漏れの影響も騒がれ始め・・・食料や飲料水など計画停電の影響が首都圏にまで出始めている中、私は先週の24~25日東京出張に行ってきました。
「余震がまだまだ頻繁に起こっているから運悪く新幹線が止まったらどうしよう?」
「地下鉄やエレベーターに乗っている途中に地震が来て中に閉じ込められたら・・・?」
とか不安はありました。
しかし、震災の日から1日も休む事なく孤軍奮闘で弊社の最前線で戦ってくれております東京支社のスタッフの顔を見て、直接労いの言葉をかけてあげたかった気持ちが私の背中を後押ししてくれました。
名古屋をお昼に出て、品川駅に着いたのが午後1時過ぎ頃。まず驚いたのが駅構内の電気が節電の為殆ど消えていて薄暗いのです。(想像していた以上に本気でヤバイと感じました)
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品川駅よりJR線に乗り換えて、東京支社がある最寄りの浜松町駅に!(ここも当然暗い)
支社まで徒歩で10分くらい歩くのですが、到着するまでコンビニが・・・そうですね・・・4箇所くらいあります。(全て外の看板、中の電気まで消灯しておりまして営業中かどうか分からないので、中には「営業しております!」という立て札を出しているところもあった。)
そのうちの一箇所(ファミリーマートさん)の中を覗いてみました。
こちらも想像通り、この有様!!
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うちの支社から東京タワーを見る事が出来るのですが・・・聞いた話しによるとイタリアのピサの斜塔ほどではないにしろ、この地震で少々傾いたとか・・・(肉眼では確認できず)
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また、意を決して地下鉄を使って移動するのですが・・・こちらでもいたるところでこのような張り紙が貼ってあって、エスカレーターは止まっている状態でした。
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電車に乗ったら必ず車掌さんからのアナウンスで・・・
「計画停電により間引き運転をしており皆様にはご不便をお掛けしております」という
のと「現在節電の為、車内の空調はストップさせていただいております事ご了承下さい」
と流れておりました。
あるお客さんに「東京の地下鉄は地下深くですから、エレベーター、エスカレーターが止まってしまうと大変ですね!?」と問いかけたところ・・・「嫌々、健康の為には階段の方がいいと思い最近は前向きに考えているよ!」という明るい返事が返ってきてホッとする。
震災より2週間経って、首都圏もそれなりの落ち着きが出ているのは感じられたモノの、一日も早い東北地方の復興をただ切に祈ります。
同時に、弊社も微力ながら義援金を集めており期日になりましたら東海市社会福祉課、日本赤十字社愛知県支部東海市地区事務局を通じて被災地の方々に届けたいと思っております。