この時期、新聞折り込みに春の新学期、新社会人シーズンの為「靴」のセールスチラシがたくさん入って来ます。もともと職業柄折り込みチラシを見るのが好きな事もありますが、靴の事が好きな私は30分くらいかけてそのチラシ群を見入ってしまいます。
「男性のオシャレは時計か靴くらいしかない!」とか「オシャレは足元から!」と言われるように私も営業で外回りをしていると「いい時計しているな!」とか「靴がきれいに磨かれて大事にされているな!」と感動する反面、「せっかく全身をおしゃれにまとめているのに、足元で台無し!!」とガッカリすることも。
従って「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、私は社会人になってからは特に足元には気をつけております。
当時私が社会人になった頃はバブル成長期という事もありまして、普通に5万円位する海外の有名ブランド(特に好きだったのはイタリアのサルバトーレ・フェラガモです)靴を平気で購入していました。時には大変お気に入りのモノと出会った時は、同じ靴を2足購入したり、海外旅行なんてした時には、日本にまだ入ってきていない靴は必ず色違いで購入するなど殆ど病気状態でした。
また、お手入れも革靴用のクリームはもちろんの事、靴底に付けるワックスとか防水スプレー、臭い消しスプレー、止めはシューズキーパーをセットして大事な布きれに巻いて靴箱に整然と飾るなど・・・やり始めたら約1時間位は玄関に座っていました。
しかし、あのような華々しい時代も今は昔・・・子供達も出来、お小遣いも限られ、現在は○○靴流通センターとか○○プラザ、○BCマートさんなどチェーン量販店で購入するのが慣例となっております。
ですから、「クーポン券で2000円割引!」とか「1000円以上の商品は20%引き!」なんてチラシが入ってきた時には私に買われる運命の靴ちゃんがなくなる前にお金を握り締めてすっ飛んで行きます。
そして、ラッキーにもお値打ちに購入した靴を眺めては・・・「う~ん、いい買い物をした!」とただ一人ほくそ笑むのでした。