市民大学平成嚶鳴館 第4回目の今日は
「ナポリ風ピッツァ(マルゲリータ)」です。
ちょうど、昨年度の1月にも
エスニックパンピザをやっております。⇒参考①
通常ピッツァはサクイ感じの食感なので中力粉を使用しますが、今回は強力粉(はるゆたか)を使用します。加えて粗糖も使います。
なぜなら・・・もっちりふわっと仕上げたい為です。
(Pザハットのパリッに対してAオキーズピザのもっちりと言った方が分かりやすい?)
さあ、いよいよ開始!
材料の中に油脂がありますが、今回は固形ではなくエクストラバージンオイル。
油脂が液体の時は予め仕込水と混ぜ合わせます。
これを、捏ねる最初の段階で(粉+粗糖+イースト+塩)に入れますので、グルテン膜が出来にくく
パン自体が膨らまないようになります。
捏ねは今回たったの3分。
30分の一次発酵後に、ガスを抜き、酵母の働きを活性化する為にパンチを行い
さらに30分と長めに発酵をとります。
2分割(丸め)→ベンチタイムを20分といつもより長めにとり生地を緩ませます。
そして、いよいよ成型。
通常麺棒で生地を平たくしていくのですが、今回は手伸ばし成型!
※なぜなら、生地中の空気が均一でない方がベターだと言う事だそうです。
軽く中心を抑えてガスを抜いた後、生地の片方を手で押さえ、もう片方を引っ張りながら「ペタン!」と押さえている手の甲部分に当てながら少しずつ生地を回転させながら伸ばしていきます。
先生は、私達に分かりやすく教える為にゆっくり実演するので助かりますが、
本当なら・・・と言って、通常のスピードでもご披露!この職人技を垣間見れるのもレッスン楽しみの一つ。
※実際見た事はありませんが、名古屋市大須にありますチェザリの職人級でしょうか(^^♪
その後、ピケ(穴開け)を施し、
ピザソース→トッピング(今回はプチトマトとモッツァレラチーズ)→先程のエクストラバージンオイルをかけて
いよいよ焼成!!
薄いパンを焼く時は高温で短時間で焼きたい為、予め天板も庫内に入れて予熱しておき、
以前も登場したダンボールを使っての先生
オリジナル滑らせ作戦で生地をサッと入れます。⇒参考②
(今回は250度なので4分30秒)
周りに焦げ目がついてきたらオーケーです!
最後にバジルを散りばめて・・・はい、完成!!
サブパンは
「ピタ」。
イスラエル発のポケットブレッド。同じ生地でこちらも行っていくのですが・・・
こちらは焼成の時が見ものでした。
生地が庫内で「プクーー!」って膨れ上がっていくシーンが見れるのです。
ポイントは、予め生地を傷めない事と、何といっても下火の強さ!
※家庭用ホットプレートでも膨れるみたいです。
どうです・・・
いとまゆ先生始め、私達生徒もそれぞれの庫内前に釘付け状態!
プクッと膨れたら180℃まで温度を落として、ハイ完成!
庫内から出した後、粗熱が取れたらビニール袋に入れて焼き戻しを行い、
最後に半分にカットして、好きな具材を入れます。
(今回は、先生が予め用意して下さったテリヤキ+レタス+トマト+チーズ入り)
おまけ・・・熱が出たからと言って、間違ってもこのような使い方はしないでくださいね(@_@;)
そして、このパンを昨日1月11日成人式から戻ってきた長女にプレゼントしたのでした!
「美味しい!!」
このおまけの一言がとても嬉しかったなぁ。
ちなみに、こちらは長女との記念ツーショット写真。
いつまで、こうやって二人で仲良く撮影できるのかな?
お祝いに、彼女のリクエストで地元で美味しい!という焼き肉屋へ!
ここで、成人おめでとう!という事でアルコールで乾杯したのでした。
※そこそこ飲みましたが、長女は顔色一つ変わらない酒豪だという事が判明(@_@;)
しかし、やはり女性なので、特に自分の限界値を早く覚えてくださいね(*^^)v
これで、立派な大人の仲間入りをしたという事で、自分の行動・発言に責任を持って、
みんなから信頼される女性に成長していって欲しいです。