第4回目の市民大学
平成嚶鳴館「男性限定!初心者のパンづくり」
今回も2種類のパンを焼きました!
さて・・・今回のメインはスイートコッペからメニュー変更して「シナモンレーズンブレッド」
今回の生地は、今までの中で一番甘いリッチタイプ。卵やバターが入り菓子パンであるメロンやクリームパンで使用されている保湿性が高いモノになりますが・・・とにかく手にベトベトくっ付き扱いが難しい。
ここで今回の“ためになる予備知識講座”
先ほども出ました「リッチ」。こちらは卵、砂糖、油脂(バターやショートニング)、コンパウンドなどが含まれたモノで、主にブリオッシュやパネットーネなど発酵菓子に使われる。
これに対するのが「リーン」。こちらは粉、塩、酵母だけのシンプルなモノ。主にバゲットやフランスパンなど全てこちらになります。
何とか捏ね上げたあと一次発酵をして、いよいよ分割してから丸め開始!!
まずフィリングとして①シナモン、グラニュー糖、牛乳を②レーズンとウォールナッツを
そして柔らかく丸め込んだら、キチンと合わせ目を綴じて
パネカップ用に入るよう包丁で5等分に切ります・・・なのですが、先生がハプニング宣言!!
「あっ!パネカップをもう1個ずつ分持って来るのを忘れちゃった!」
(先週、北海道に1週間ベーカリーキャンプに行った疲れからでしょうか??)
一瞬、私達生徒の間で不安の雰囲気が漂い始めましたが、さすが
いとまゆ先生・・・会場の備品の中から、それに代わるパウンド型カップを見つけ出して「こちらでやります!こちらは4等分してください」とナイスリカバリー!
やっぱり、臨機応変その時々に起きるハプニングに対応できる事は百戦錬磨の達人であると同時に、私達にも「どんなモノを使ってもパンは焼けるのよ♪」って間接的に諭された感じでありました。
そして焼成!
今回は焼き上がってからすぐにフォンダンと言って、粉糖と水で予め作っておいたシロップのようなモノをハケで塗って、アイシング及び艶出しをし、最後に細かく砕いたピスタチオをふりかけて完成!!
あと、もう1種類のパンは「オレンジフロマージュロール」
あっ・・・今回初お披露目となる秘密兵器「こね丸」君。
(毎回メインのパンは手捏ねですが、もう1種類は先生が持ち込んだこのマシーンで捏ねます。2種類とも私達が捏ねると時間がすごくかかってしまうのと、捏ねそれだけで体力消耗するという理由から仕方なしとの事)
工程はメインとほとんど同じで
フィリングを入れて
巻いて、閉じて、切って
あられ糖を添えて焼成で・・・こちらもじゃじゃ~ん!!
さあ、次回はいよいよ最終回。パンの種類は・・・「ゴマチーズ」。
私の実力の集大成がお見せできるのか・・・是非お楽しみに!!